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[2008/07/23]

【インド】2008年ダージリン・セカンドフラッシュ情報

ダージリン情報インド北東部、ヒマラヤ山麓で作られるダージリン紅茶は、5月後半から6月末に迎える「セカンドフラッシュ」と呼ばれる時期に最も品質が充実します。この時期のお茶は生葉の状態も良く酸化発酵も適度に進むため、マスカテルと呼ばれる果物香が強くなり、甘さを感じさせるコクと好ましい渋みが重なって、バランスのとれた世界最高峰の紅茶となります。

今年のセカンドフラッシュは5月後半からスタートしましたが、モンスーンが例年より早く到来したため、最も良い時期は残念ながら短くなってしまいました。しかしそのような状況下でも、各茶園では良質なセカンドフラッシュが多数生産されています。
その中から、ここ数年当社が買い付けた中でも極めて上質な、Castleton(キャッスルトン)茶園-DJ111 Muscatelをご紹介します。

ダージリン情報2Castleton茶園はダージリン地区の南部、Kurseongの街のすぐ近く、標高1,000〜1,500mに位置する名門茶園で、毎年品質の良いセカンドフラッシュを産み出すことで知られています。特に茶園の一部に植えられている、樹齢100年の特殊な中国種の茶樹から摘まれて製造される紅茶は、魅惑的なマスカテル香が強く、世界のダージリンファンを魅了し続けています。

ダージリン情報3DJ111をカップに注ぐと、しっとりとした橙の液色が現れます。口の中に広がる甘く熟したマスカテル香、ふくよかなコクと心地よい渋み。その見事なバランスは、滑らかな流線形を連想させる完璧なプロポーションを描き出します。老齢の茶樹に刻み込まれた長い歴史を体現するCastletonならではの風格も加わり、まさにダージリン紅茶のひとつの理想の味わいといえるでしょう。

うだるような毎日が続きますが、一杯の上質な紅茶を楽しむひとときだけは、不思議と暑さを忘れるもの。ゆっくりと時間をかけて、心落ち着くティータイムに浸りませんか?